専門の認知症ケア

認知症ケアに対する研究は日々進化しており、適切なケアを提供することで進行を遅らせることが可能だということは実証されています。

認知症の進行を遅らせる一番のポイントは残存機能を奪わないこと。介護者による過度な援助で出来ることを奪うのではなく、これまでの暮らしで培った日常生活を出来る限り継続していただくことが認知症の進行を遅らせることにつながります。

そのため、更衣や食事など身の回りのことだけではなく、炊事・洗濯・部屋の掃除など、日常生活に必要な行為をご自身で出来るように支えるのがスタッフの役割であり、進行緩和への支援です。

また、これまでの人生経験から獲得した得意分野を見つけ出し、ホーム内で役割を担っていただくことで生きがいを構築したり、趣味の活動やレクリエーションを通して認知機能への刺激を行い、認知症ケアへとつなげます。